

今日から7月。
早いもので、今年も半分が終わったのですね。
昨日は、石川教室に、「シゲルカワイ」というピアノが搬入されました。
そして、今日から、ソルフェージュレッスンが始まります。
なんというグッタイミング!!



ソルフェージュレッスンを受けるみなさん、楽しみですね~


シゲルカワイのことを調べてみたので、ここに記録しておきます。
以下、カワイのホームページより。
【最高品質の響板を追求し、天然乾燥に惜しみなく時間をかける】
ピアノの響きの源泉である響板。
その素材の天然乾燥に、Shigeru Kawaiは一般的なモデルと比較して、はるかに長い歳月を費やしています。
響板は乾燥しているほど音を良く響かせ、音の伸びも良いことから、木材の水分を落とすための乾燥工程は必要不可欠です。
しかし、人工乾燥 (熱気乾燥)による強制的な乾燥では、木材内部に「割れ」が発生しやすく、この「割れ」により材料が本来持っている音の伝わりやすさなどの音響性能が低下してしまいます。
そこで、割れが発生しにくいゆっくりとした天然乾燥を長期間にわたり行うことが必要となるのです。
また、響板用のスプルース材は長期の天然乾燥期間により、含水率や音の伝播速度(音の伝わる速さ)などの音響特性が高いレベルで安定する ことが研究の結果わかっています。
さらに、木材には湿度が変化すると寸法も変化するという性質がありますが、天然乾燥期間を長くすることで、そのような影響も受けにくくなるなど、環境への順応性が高まることも判明しています。
Shigeru Kawaiがその製作工程において、効率やスピードを優先させることなく、響板素材の天然乾燥の期間に強くこだわるのは、それが最上級のグランドピアノであるための必須条件のひとつだからなのです。
響板の素材としての木材は、軽くて弾力性に富むものほど音の響きや伸びが良くなります。
つまり比重が小さく、音の伝播速度が高い木材ほど良質な響板になる資質を持っているということになります。
Shigeru Kawaiでは、カワイのフラッグシップ・モデルであるフルコンサートピアノSK-EXにおけるものとまったく同様の最も厳格に規定された、比重および伝播速度に関する基準をまず数値的にクリアし、さらにその上で木を知り尽くしたクラフトマンの経験に由来する感覚的な基準にも適合した材料だけを響板の素材 として使用しています。
【Shigeru Kawaiの響板にはのびやかな響きを生むムクリがある】
響板の駒のある片方の面が緩やかに湾曲し、わずかに盛り上がっていることを「ムクリ」と言います。
これは、太鼓の皮がピンと張っている状態にもたとえられるもので、大きな響板に力学的な緊張を与えることで、響きやすくしているものです。
ムクリが十分にある響板がピアノの音響特性を向上させることは、 長年の研究の中でも実証されています。
Shigeru Kawaiは、響板に十分なムクリができるまで、決してピアノ本体に組み込むことはしません。
ここにも一切の妥協を許さないカワイのピアノづくりの伝統が生きています。
【新しいハイブリット積揚がもたらす力強く引き締まった響き】
グランドピアノ独特の外周形状を形成する側板と一体となった積揚は、支柱やフレーム、響板などを取り付けて支えるとともに、フレームと協働して弦の 大きな張力を支持するなど、極めて重要な役割を果たす構造体です。
新生Shigeru Kawaiでは積揚の材質・構造を見直し、従来の構成に新たにメイプルを混合したハイブリッド積層積揚げを採用。
これにより響板の固定端の剛性が増したことで、響板がより効率良く振動し、力強く、そして引き締まった響きを実現しました。
1999年のデビュー以来、初の大きなモデルチェンジとなったShigeru Kawaiグランドピアノ。
とりわけ鍵盤長の大幅延長という大胆な仕様変更により、鍵盤の支点が一段と奥になり、鍵盤の奥を弾いた場合も十分なストローク で演奏できるため、弾きやすさ、表現のしやすさが一段と向上。
すべての機種においてさらにフルコンサートピアノに近づいたタッチ感を獲得しました。
鍵盤の素材には、フルコンサートピアノと同様のスプルース材だけを厳選して使用。
また、鍵盤の延長に伴い、強度の見直しを実施し、フォルテシモでより豊かな音量が得られ、ダイナミックレンジも広がりました。
さらに、白鍵の表面素材にはファインアイボリー(人工象牙)を、黒鍵にはファインエボニー(人工黒 檀)を使用。
いずれの材料も吸水性があり、指にやさしい表面硬度を持たせることで、絶妙なタッチを実現しています。
デビュー当初よりShigeru Kawaiの全機種に搭載されている革新的なウルトラ・レスポンシブ・アクションは、40年以上にわたるカワイの素材研究の結果、最も優れていると考えられる新素材を随所に採用することで、精度、強度、耐久性、均質性、低摩擦性などアクションに必要とされるすべての特性を格段に向上させた、まさに画期的なアクションです。
そして、さらなる進化を遂げたウルトラ・レスポンシブ・アクションでは、主要部品に最先端新素材であるカーボンファイバー(炭素繊維)入 りABS樹脂を採用。
この新素材の特性を生かし、高剛性を確保した上で可能な限りの軽量化を実現しました。
これにより、今まで以上の軽快なタッチ、連打性 および弱音コントロール性の向上、ダイナミックレンジの拡大など、種々の高性能化に成功。
より豊かな表現力を求める演奏者の高度な要求にも的確に応えるこ とが可能です。
ウィペンおよびレペティションレバーの素材としてカーボン入りABS樹脂を採用したことで軽量化・均質化が図られ、軽快で均整がとれたタッチを実現。
さらに新素材の利点を活かし、木材では不可能な新形状を採用することによって、さらなる軽量化と高剛性化にも成功。
また、剛性が高いため打鍵エネルギーが効率的にハンマースピードに反映し、連打性の向上、強打時の音量アップ、ダイナミックレンジの拡大も図られました。
大きな力に耐え、しかも軽快な動きが要求されるジャックの素材にカーボン入りポリアセタール樹脂を採用。
これにより軽量化、全方位性強度、最適タッチレス ポンス、そして何十年にもわたり使用した場合でも性能の劣化が少ない耐久性を実現しました。
さらに、形状と重量バランスの見直しを図り、軽量化することで 連打性の向上にも成功。
また、先端部にシボ(凹凸)加工を施し、弱音コントロール性も向上させました。
アクションの背骨に当たる重要な部品で、ごくわずかな延び、曲がり等が音とタッチに深刻な影響を与えるアクションレールには、押出成型によるアルミ製で、延びや曲がりを防止し、高精度を保持し続ける二重桁構造を採用。
また、各パーツ類を所定の位置に固定するためのアクションブラケットは、アルミダイキャスト製法により強く均質で極めて精密なため、レールは正確な位置を維持し続け、最適な音とタッチが長期間保たれます。
ピアノにとって、弦を打ち音をつくりだすハンマーの品質は極めて重要です。
Shigeru Kawaiが採用したハンマーは、ショパン国際ピアノコンクールをはじめ数多くの著名なピアノコンクールに公式ピアノとして採用され、世界中のピアニスト から高い評価を受けるフルコンサートピアノSK-EXと同一の工程で作られたもの。
これは、当社のShigeruKawaiピアノ研究所の原器工程で熟達 したクラフトマンの手作業により作製されるもので、ピアニシモからフォルテシモまで豊かな表現力を生む、まさに理想的ともいえる高品質ハンマーです。
【プレスティージ・モデルに相応しい格調高い意匠を追求】
細部にわたり最高の品質を追求するShigeru Kawaiのピアノづくりの姿勢は、外観デザインの領域においても貫かれています。
譜面台および側板の両端にあたる腕木部分に、優雅な曲線を多用した斬新で、しかも格調の高いデザインを施したほか、高級感と安定感を印象づけるダブルキャスターを全機種で採用。
さらにフレームの色を優美な赤金色に変更すると ともに、新たにデザインされた繊細で優美なフレームマークを採用するなど、進化したプレスティージ・モデルに相応しい高い意匠性を身に付けています。
また、大屋根を誤った角度で開くことを防ぐ大屋根突き上げ棒ストッパーも装備しています。
緻密な肌理で家具材や楽器材などに使用されるメープルの内、玉粒状の美しい鳥眼杢が現れた希少なバーズアイメープルを側板内側の仕上げ材に採用しま した。
自然が作り出した芸術とも呼ばれる美しい杢目を持つバーズアイメープルは、木質素材の逸品といわれる銘木で、まさに最高品質を追求するShigeru Kawaiに相応しい優美な意匠性を湛えています。
弦が張られた約230本以上のチューニングピンを植え付けたピン板と、ピアノの正面に左右に渡された前框は、ともに積揚やフレームなどと連結されることで、20トンにも及ぶ弦の張力を支持する重要な躯体の一部で、その剛性は調律安定性に大きな影響を与えます。
新しいShigeruKawaiでは、ピン板と前框の寸法を大幅に拡大するとともに、双方の結合を強化。
さらに、フレームとピン板との密着度を高めるため、一台一台ピン板を手作業で加工します。
そして、これらの要素が結合することにより、チューニングピンまわりの剛性が飛躍的に向上。
これにより調律安定性が格段に高められ、ピアニストのさまざまな要求に対して的確に応えられる、より豊かな対応力が備わりました。
また、ボディの一体感がいっそう高まったため、一音一音の粒立ちがよく、力強さと立体感のある響きが生まれました。
【ボディの安定度を高めるため、シーズニング期間を可能な限り長く設定】
ピアノの土台となる支柱や側板の寸法的精度を高めるため、木材を接着した後などに一定期間一定の湿度条件で放置し、その環境に馴染ませるシーズニン グを行います。
木材はシーズニング期間が長いほど含水率や寸法が安定し、反り、ねじれなどが発生しにくくなることから、Shigeru Kawaiでは、これらの構造部分のシーズニング期間を可能な限り長く設定しています。
また、弦を張った後のピアノ本体のシーズニング期間も、一般のモデルより一段と長く設定しています。
それは、ピアノ本体が弦の張力に馴染み、調律などが安定するのを待ってはじめて、次の工程に進むよう規定されているからです。
アグラフはピアノの弦を通すための孔をあけた真鍮製の留具で、弦を固定しているベアリングと弦押さえの役割を兼ねています。
アグラフの採用により、弦の高さ、弦と弦の間隔など弦に関する精度が常に均一に保たれるため、音色、音量ともよりきれいに揃い安定します。
ShigeruKawaiでは、フルコンサートピアノSK-EXと同一のアグラフを全機種に採用。
一般的な鍛造ではなく削り出しで作られた高精度なアグラフで、より音の安定感が増すとともに、いっそう伸びやかなフルコンサートピアノに近い響きを実現しました。
ピアノの低音部の弦にはミュージックワイヤーに銅線を巻きつけた巻線が使われています。
この巻線づくりの作業は非常にデリケートで、巧みにコントロールし ながら正確に巻くことが要求されます。
現在では機械加工も進歩し、かなり高性能な巻線が製造できるようになりましたが、熟達したクラフトマンによる手巻き加工の水準には未だ及びません。
すべてに最高品質を求めるShigeru Kawaiでは、巻線一本一本をクラフトマンが手巻き加工しています。
工場における最後の仕上げとなる最終整調・整音によって、ピアノには音の美意識が与えられます。
そしてその作業にあたる人間には高度な技能・技術と感性が求められます。
Shigeru Kawaiの最終音づくりには、フルコンサートピアノSK-EXと同様、MPA(マスター・ピアノ・アーティザン)と呼ばれる社内資格を有する調律技術者だけがあたります。
MPAは、優秀な調律技術者を数多く擁するカワイの中でも、ほんのひと握りの特に高度な専門技能者として位置づけられており、その多く はShigeru Kawaiピアノ研究所において音づくりの職人としてフルコンサートピアノの研究開発や製作・仕上げに携わるとともに、世界各地の主要な国際ピアノコン クールにコンサート・チューナーとして赴き、ピアニストの高度な要求に応えています。
豊富な経験と実績に培われた高度な技術と研ぎ澄まされた感性、ピアニストとのコミュニケーション能力、音楽そのものへの造詣の深さ、そして優れた人格。
この内ひとつでも欠ければMPAになることはできません。
ピアノに魂を吹き込む作業ともいえる最終音づくりを、カワイの至宝ともいえるこのMPAだけに委ねることにも、Shigeru Kawaiの品質に対するカワイの強いこだわりと深い思い入れが表われています。
ご購入いただいたShigeru Kawaiグランドピアノのアフターサービスは、研ぎ澄まされた感性と技術を備えた選りすぐりの技術者だけが担当します。
彼らは、厳格な実技試験に合格し たMPA / MPSの資格を持つ調律技術者で、全国の拠点に数名ずつが配属されています。
基本的に同じ技術者が専任として一台のShigeru Kawaiを後々まで見守り続けますので、お客様の個性を理解し、それぞれの微妙なご要望にも的確にお応えすることができます。
ピアノはデリケートな生きものです。
Shigeru Kawaiの高品質をより永く保ち続けるために、いわば“かかりつけの名医”が必要であるとカワイは考えました。
※MPA=Master Piano Artisan / MPS=Master Piano Sales & Service




















こうして読んでいると、ものすごいこだわりを持って、一台一台丁寧に創っていることが分かりますね。
ピアノって奥が深くて面白いです。
なんだか、今日は、カワイの宣伝みたいなブログになりましたが。笑
あは!
それでは、皆様、今日も素晴らしい一日になりますように~


いつも皆様の幸せをお祈りしております。


川添雅恵
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