

今日のブログは、まず、毎日新聞のニュースより。
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18日に105歳で亡くなった聖路加国際病院名誉院長の日野原重明さんの葬儀が29日、東京都港区の青山葬儀所で営まれた。
親交のあった文化人や医療関係者、一般の高齢者ら約4000人が参列し別れを惜しんだ。
式はキリスト教式で葬送の賛美歌に続き、葬儀委員長の福井次矢・同病院長が
「たぐいまれな努力家で、新しいことに子供のように興味を示した」
と人柄を振り返った。
会場では日野原さんが作詞・作曲した「愛のうた」を自らの指揮で披露した昨年7月の映像が流され、親交のあった韓国のテノール歌手、ベー・チェチョルさんがその指揮に合わせ独唱した。
続いて、日野原さんが愛した童謡「故郷」を全員で歌い、見送った。
喪主で長男の明夫さん(71)は
「家で過ごした最後の4カ月は、平静に日々を送り『ありがとう』という言葉を残した。父は今日、皆さんにも『ありがとう』と、心を込めて言葉をかけていると思う」
とあいさつした。
葬儀前には日野原さんと交流のあった皇后さまが弔問に訪れ、白衣姿でほほえむ日野原さんの遺影と対面された。
三男の知明さん(67)によると、献花を終えた皇后さまから
「皆さんのために、お仕事をなさってくださいました」
と声をかけられたという。
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奥様は2013年に93歳で召されている。
日野原重明(ひのはら しげあき/1911年10月4日-/男性)は、山口県出身の医師、聖路加国際病院理事長。
患者参加の医療や医療改革に向けての提言、終末医療の普及や「成人病」に代わる「生活習慣病」という言葉を提言するなど、医学・看護教育の刷新に尽力したことで知られる人物。
2001年12月に出版した『生きかた上手』が120万部以上のベストセラーを記録し、広く世間に知られるようになる。
1993年に勲二等瑞宝章、2005年に文化勲章を受章。
日本ユニセフ協会の大使にも任命されている。
聖路加看護大学学長、聖路加国際病院院長、自治医科大学客員教授、ハーヴァード大学客員教授、国際内科学会会長等を歴任。
朝食はコーヒー、ジュース、ミルク、オリーブ油を摂取され、
昼食はミルクとクッキー2個だけ。
夕食は茶碗半分ほどのご飯、たっぷりの野菜、それにヒレ肉か魚で1日1300キロ・カロリーに制限。
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ここからは、私の言葉です。
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医師としても人間としても、人々の心の中に素晴らしい思い出を遺してくれた日野原重明さん。
日野原氏は多くの本を書いていますがどの本も、命を大切にすることを基本に書かれています。
昨日、レッスンのあと、白金台にご飯を作りに行って、その時、たまたまNHKのニュースを見て、その生き様が多くの人に感動を遺してくれたのだと思いました。
青山葬儀場は、白金台と近いので、帰りに近くに行ってお祈りしてきました。
NHKのニュースでは、東日本大震災に遭い、看護師の夢を諦めかけた女性は、日野原さんの本からの励ましによって
「自分があきらめたらそこで終わり。」と奮起し、看護師になった話や、
障がいを持った高校生が日野原さんの絵本から
「これから、生きていく時間。
それが君たちの命なのです。」
という言葉から、大きな励ましを受けたという話を伝えていました。
命を大切にすること。
命とは残された時間であるということ。
愛の気持ちで生きること。
日野原さんは、最後まで、この事を説き続けました。
告別式には、日野原氏の詩が歌われました。
その歌詞の一部
「愛するあなたに 愛をば 贈らん」
生きているということは、伝える時間があること。
与えられた命、受けた恵みをどこかで返していきたいと思います。
名言を噛みしめながら、ご冥福をお祈りします。



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ここからは日野原重明さん名言
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鳥は飛び方を
変えることは出来ない。
動物は這い方、走り方を
変えることは出来ない。
しかし、人間は
生き方を変えることが出来る。
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なんと言っても、
人が人に与える最高のものは、
心である。
他者のための「思い」と
「行動」に費やした時間、
人とともにどれだけの時間を
分けあったかによって、
真の人間としての証がなされる。
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自分の命がなくなるということは、
自分の命を他の人の命の中に
残していくことである。
自分に与えられた命を、
より大きな命の中に
溶け込ませるために生きていくことこそ
私たちが生きる究極の目的であり、
永遠の命につながることだと思う。
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自分以外のことに
自分の時間を提供するためには、
周りの人間から孤立して、
自分だけの世界に
閉じこもっていてはいけない。
人々とともに生きる世界に自分を置き、
周囲がいま何を必要としているのか、
自分には何ができるのかを絶えず考えながら、
毎日の生活を送る必要がある。
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老人のケアは苦労も多い。
しかし、いつの日にかあなたも、
あなたが老人にしたようなやり方で、
ケアされる日が必ず来るのである。
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人間が人生において経験した喜びと、
悩みや悲しみを、
その生涯の終りに秤にかけると、
どちらが重いだろうか。
多くの人の秤は、
悩みや悲しみのほうに
傾くことが多いのではないか。
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人間が本当に自由になる時代が、
人生の最後にくる。
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残された日々、
まだ行ったことのないところに
行ってみようという計画もあると思う。
しかし何より大切なのは、
生きることについて、
これまで以上の「深さ」を
求めることではないだろうか。
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未知の世界に自ら飛び込んで、
やったことのないことをやることによって、
使ったことのない脳が働き出す。
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最期に自分の生涯を顧みて、
自らが生まれてこうなったことは意味がある
と考えられるように、
今日を生きることである。
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外科手術や化学療法の
発達した今日でもなお、
最も大切な治療法の一つは、
キリストの時代のごとく、
「言葉による癒し」なのである。
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心の良い習慣というのは
表情やしぐさにあらわれる。
人の顔つきも習慣なのです。
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よき眼と耳、暖かい手と配慮の心、
しみ込むような言葉を持ち、
患者と家族に接したい。
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どんな困難に直面しても、
「ここから始まるのだ」と
とらえ直すことができれば、
私たちはかならず前進できます。
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自分を相手に置き換える想像力を、
身につけたいものである。
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人は最後の瞬間まで、
生きる希望に支えられるべきなのです。
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誰しも幸福を望みますが、
それを実感することにおいては
きわめて鈍感です。
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生きていることの意味は
自分で探し勝ちとるものです。
それがつまり生きがいにつながります。
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人間の体には3万6000もの遺伝子がある。
その多くが使われないままなんです。
それはあまりにもったいない。
違った環境に身を置けば、
うちに秘めた未開発の良き遺伝子が、
思わぬ花を咲かせるかもしれない。
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人生とは
未知の自分に挑戦することだよ。
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人のために
自分を捧げる喜びを知っている人を、
プロと言います。
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人生には
無駄というものはないもの。
しかし、後にならないと、
その意味がわからないということが
たくさんあるのです。
つらいことでも苦しいことでも、
「体験」したことは、
間違いなくその人の強みになります。
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習慣に早くから配慮した者は、
おそらく人生の実りも大きい。
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ビジョンは大きいほうがいい。
たとえ自分が実現できなくても、
バトンタッチすればいいのですから。
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人間は生き方を変えることができる。繰り返す毎日の行動を変えることにより、新しい習慣形成により、新しい習慣の選択を人間は決意できる。人間には選択の自由がある。そして、意志と努力により、新しい自己を形成することができる。
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あなたに夢がなくなったとき、あなたの人生の半分を失います。
あなたに勇気が無くなった時、あなたの人生の全てを失います。
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持っている「もの」は器とともに朽ちていくが、器に入れた魂の水はいつまでも家族のなかに、子孫のなかに、友のなかにしみこんでいく。大切なのは、一人の人間の体という器に容れる「水」なのであって、その水の「透明度」こそがいのちの質として問われるべきである。
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人間には、他の動物に欠けているもの、すなわち「考えて生きる」生き方を工夫する「よく」生きようとすると努力することができるという特権が与えられている。
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鳥は飛び方を変えることはない。しかし、人間は、生き方を変えることができる。毎日の行動を変え、新しい習慣を形成することにより、新しい習慣の選択を人間は決意できる。人間には選択の自由がある。そして、意志と努力によって新しい行動を繰り返すことで、新しい自己を形成することができる。それは、人間と動物との根本的に区別するものと言える。
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私の父は「3つのV]というモットーを残してくれた。1つ目は、ヴィジョンをもたなければいけないということ。今ではなく、将来どうするかという方針を持ちながら、皆と一緒に行動しなくてはならない。先のことを理解できる人間は少ないが、勇気を持って行動しなさい。「勇気ある行動」を英語でヴェンチャーと言う。これが2つめ。3つめのVは、勝利のヴィクトリーが来る。時代に何を引き継ぐべきか吟味し、そのヴィジョンを次の世代に引き継いで、勇気ある行動を続けていくこと。このような言葉を遺してくれた父に、私は感謝している。
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人間とは何かと聞かれたら「感性を持った生き物である」と答えたい。しかし、最近の子どもは、小さいときから知識の断片をつめこむ勉強の連続で、いつ感性の旅をすることが出来るのだろうか。感性なくして大人になり、感性なくして老人になって死んでいく人間の生涯とは、一体なんであろうか。
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人間の感性が成長するのか否かは、人との出会いによる。出会いは、私たちが後天的に獲得する財産である。一生懸命働けば、いくばくかの財産は築くであろう。しかし、人との出会いからどれだけ多くの無形の財産を得るだろうか。
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これからの教育は、教科書ではなく人間が非常に大切になるだろう。良いモデルを手本に生活することが、その人が円熟する一番良い方法ではないかと思う。もちろん、そのモデルは過去の人でもよい。
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まず、与えることから始めよう。富のあるものは富を、才のあるものは才を、時間のある者は時間を。しかしなんと言っても、人が人に与える最高のものは、心である、他者のための「思い」と「行動」に費やした時間、人とともにどれだけの時間を分け合ったかによって、真の人間をしての証がなされる。
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さて、今日は、10:30~レッスン開始!!
午後からは、また、東京まで出かけてきます。
それでは、皆様、今日も素晴らしい一日になりますように。


いつも皆様の幸せをお祈りしております。


川添雅恵
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12/2(土)14:00~藤沢市民会館大ホール
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12/22(金)夕方本郷台リリスホール
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8/10(木)14:00~藤沢市民会館(テノール歌手宮下先生の歌唱指導コーナーあり!)
9/26(火)14:00~藤沢市民会館

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8/22(火)10:00~本郷台リリス
9/12(火)10:00~本郷台リリス

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9/17(日)10:30~村岡公民館

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