



皆様、おはようございます!


藤沢市弥勒寺のピアノ教室を主宰しております川添雅恵です。
ドイツにいる時は時差があるため全ての記事に「皆様、こんにちは!」と書いていましたが、やっと時間に合わせたご挨拶がてきます。笑
先一昨日は、ポツダムまでお庭とお城を見に行って歩き回り、夜はベルリンフィルの公演を聴きに行きました。
その翌日は高速バスでドレスデンまで行って、途中アウトバーンでの大事故に遭遇し立ち往生したりしましたが、ドレスデンでは古い建物や石畳を走る馬車に感激しました。
それは、また時間を見つけて書きますね。
今日は、朝から横浜うたのつどい、午後からはレッスンです。


時差ボケのボケボケしてるかもしれませんが、頑張ります!笑
昨日帰国した今回のドイツ旅行は、実に様々な経験ができた素晴らしい旅となりました。
きっと、こんな旅行は私の人生において、もう二度とないのでは??と思うほど。笑
全ての経験を、ピアノの指導に活かすことができると確信しております。
いえ、必ずピアノの指導に、活かしてみせます。(^_-)-☆
さて、本場ベルリンで聴いたベルリンフィルです。
今回のドイツ旅行では、なんと2回もベルリンフィルの公演を観ることができました。


チケットの手配をしてくれた友人に感謝です


最初は、土曜日の夜にラトルの指揮とテツラフのヴァイオリンで、ヴァイオリンコンチェルト。
そして次は、ラトルの指揮とツィメルマンのピアノでブラームスのピアノコンチェルト第1番。
そしてその日には、なんとラトルの後継者も決まって話題になりました。
1回目の座席は真っ正面からで、2回目の座席は、なんとピアノの真後ろから


指揮をするラトルの表情も、ツィメルマンのピアノも間近に見える、とっても良い席でした。^o^
特に、ツィメルマンのピアノでは、身体の使い方、腕や手首の使い方、タッチなど本当に参考になりました。
大音量の和音など、ツィメルマンは立ち上がって弾いていて、もう、うん




めっちゃ凄かったです


繊細でありながら良く通るピアニッシモを出すときの腕の使い方やタッチ、それとは反対に、ベルリンフィルハーモニーホールの大ホール中に響き渡る驚くほど豊かな響きのフォルテッシモの重厚な和音の弾き方など。
ツィメルマンの身体や腕の使い方、とても勉強になりました。^_^
ブラームスの演奏中、ラトルの指揮とツィメルマンのピアノの緊迫した掛け合いに目が離せませんでした。
世界のトップ。
本物を目の当たりにして、私のピアノに対する思いが、更に深く大きくなりました。
ハイドンでは、様々なピアノソナタが頭に浮かびました。
「あのソナタの、あのフレーズは、あの楽器で、こういうふうに演奏しているイメージを持てば良いのだ!」
など。^_^
ハイドンの交響曲はたくさんありますが、どれも聴いていてワクワクする曲ばかり。
ベルリンフィルの団員さんたちは、ひとりひとりがそれぞれに世界のトップの演奏家です。
みんなそれぞれ、椅子から落っこちそうになるぐらいに身体を使って、リズムに乗って楽しそうに演奏していました。^o^
見ているだけでも、ワクワク


聴衆を楽しい気持ちにさせてくれた素晴らしい演奏でした。
ハイドンの次は、アジアの女性作曲家の珍しい現代曲でした。
ソプラノ歌手が、なんと座席の後ろの方から登場したんです


彼女は、現代音楽の演奏を得意としているみたいです。
この世のものとは思えない不思議な音楽に、しばし呆然となりました。
最後には、作曲家の女性も舞台に出てきて、盛大な拍手を浴びていました。
ソプラノ歌手と作曲家の女性たちは2人とも長いスカーフをヒラヒラさせた妖艶な服装をしていました。
休憩のあとは、ツィメルマンのブラームス。


ツィメルマンのブラームス、もう最高でした!!
みんな、ツィメルマンのピアノを楽しみに、ベルリンフィルハーモニーホールに来ていたのだと思いました。
立ち見席も、超満員


ベルリンフィルとのツィメルマンは、生き生きしていて、日本では見たことがないような素晴らしい演奏でした


ラトルもツィメルマンも白髪です。
お互いに同じぐらいの年代なのでしょうか、お互いを尊重しつつ、激しいセッションが続いたコンチェルトで、本当に感激しました


その日の感激を思い出すだけで、あのシーンが蘇ります。^_^
音楽は本当に素晴らしい


大ホールにいた2200人の聴衆も、大感激だったと思います。
この日のコンマスは、樫本大進さんという日本人でした。
ベルリンフィルの人たちは、ひとりひとりが有名な演奏家です。
本当に、夢のような幸せな時間でした。


この世界には、世界一難しいだろうと言われているコンチェルトがいくつかあります。
ラフマニノフの3番、プロコフィエフの2番、そして、ブラームスの1番など。
ツィメルマンの演奏は、涙が出るほど、渾身のピアノでした。
ラトルも、もうすぐ引退するということで、1回1回の公演に気合いが入っているのでしょうね。
一期一会。
この日の、この生演奏の、この感動は、生涯、決して忘れることのない本当に素晴らしい経験になりました。
ベルリンフィルの素晴らしい演奏のあと、ホールを出てからソニーセンターまで歩いているうちに、胸の中に感謝の気持ちが溢れていくのを感じました。
まず、音楽で、こんなに感動できることに感謝


音楽が分からない人の中には、
「音楽の何が良いの?」
という考えの人もいます。
例え、音楽をしている人であっても、素晴らしい音楽に対して、
「ふん!なんよ!あの程度?」
と感じる人もいますからね。
感じ方、受け取り方は、ひとそれぞれなのです。
だから、こんなに感動できる音楽が聴けたことに対して感謝の念が湧いてくるのを実感できたことに感激しました。
その背景には、様々な人間模様があるのです。
素晴らしい指揮をしたラトルに感謝。
渾身のピアノを演奏したツィメルマンに感謝。
全ての曲に感動を与えてくれたベルリンフィルの団員さんたちに感謝。
長いお休みを了承してくれた生徒さんたちに感謝。
ベルリン行きを了解してくれた家族に感謝。
私にピアノを遺してくれた両親に感謝。
老犬なのに元気でいてくれたミーちゃんに感謝。
みんな、ありがとう


これからも感謝の気持ちを忘れないで、楽しくかつひたむきに、音楽と共に生きていきたいと思います。
そして、ひとりでも多くの人に、音楽の素晴らしさを伝えていくことができたなら、本望です。
川添雅恵


「川添雅恵 Music Life」https://55auto.biz/kawazoepiano/registp.php?pid=3

メールアドレスは、
mk.piano@i.softbank.jp



http://blogs.yahoo.co.jp/mkpiano54/12706955.html

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☆6/14(日)テアトルフォンテ
大成功、ありがとう



11/21(土)大倉山記念館
am:リハーサル pm:本番

終了


http://blogs.yahoo.co.jp/mkpiano54/12430458.html

7月の予定です。ご予約受付中!
湘南クリスタルホテル

☆7/16(木)14:00~藤沢市民会館
☆8/6(木)14:00~藤沢市民会館
ミニコンサートの様子です

http://youtu.be/7TZju_CNO4s

☆6/29(月)10:00~本郷台リリス
☆7/27(月)10:00~本郷台リリス
ミニコンサートの様子です

http://youtu.be/SXDIFGjDEbc

☆7/19(日)10:30~村岡公民館
☆8/23(日)10:30~村岡公民館
ドナ・ノビス・パーチェム

http://youtu.be/4bfhCSoRD1o
色んなアイディアが、どんどん浮かびます。


楽しくてワクワクすることが、幸せを引き寄せます。
これからもひとりでも多くの人がピアノが大好きになれるよう楽しい企画を考えていきますね。

